闇ブログ

人間は醜い

他人の評価に依存する人達

ここ数年意識の高い人達に対する違和感を感じていた事と、日本のものが海外で評価されているという事を紹介する所謂自画自賛番組に辟易としていたのだけども、最近まったく関係無さそうなこれらの事がある一つの気づきによって繋がった。

これらの事に僕が感じる違和感の根源は、物事の価値判断が他人の評価に依存していると言う事である。そしてそれは成し遂げた事を評価するための、自分自身の信念に基づいた価値基準が無いから起こるのだ。

 

意識高い系の人達の過剰な自己演出は、他人の尊敬を集めたいという自己顕示欲が背景となっているし、日本の自画自賛番組は、日本がどう凄いのか説明するのではなく、外国人からの賞賛の声を集め、海外で評価されているという事に視聴者が満足感を得る構成となっている。

 

この事はこれらの事だけでなく、自分の周りの人間から受ける様々な違和感を説明してくれる。

 

この自分を評価するための信念に基づいた価値基準が無い人は他人に媚びを売るか、権威を妄信して生きて行く事になる。

 

そうなると、自画自賛するという事は悪い事のように捉えられがちであるが、実は信念を持った人にしか出来ない事だと言うのが解る。